内田組で働く

WORK AT UCHIDA

INTERVIEW #1

知識と技術の引き出しを
増やしてきた9年間
失敗からの学び

2014年入社 / 建築部所属

一つひとつが「オーダーメイド」
それが建築というものづくりの魅力

一つひとつが
「オーダーメイド」
それが建築というものづくりの魅力

幼いころに車の整備士に憧れていたこともあるぐらい、元々モノづくりが大好きでした。

高校時代に進路を考えた際、どうせなら大規模なモノづくりに参画したいと考えて建築の道へ進みました。

内田組を知ったのは学校に来た求人票がきっかけでした。

本社所在地が私の育った大津と同じだったので改めて地図で調べたところ、「ああ!あの大きなタヌキの像がある会社か!?」と縁を感じたのを覚えています。

社内の雰囲気もよかったので入社を決めました。

入社当時はわからないことだらけで、考え方の引き出しが少なく、先輩や上司に頼ることばかりでした。

しかし、たとえミスをしても対処をどうするか、そこから何を学ぶかが大切だとみなさんから教えられてきたように思います。

現場において、どんなに注意を払ってもミスをゼロに抑えるのは難しいものです。

私自身、施工途中で重要な箇所の寸法が間違っていることに気づくという大きな失敗がありました。

完全に私の確認不足です。

上司と相談してなんとかリカバリーできましたが、大幅なやり直しになりました。

ただ、こういったときに個人を叱責することなく、みんなで考え、みんなの教訓にしていこうという体制があるのが内田組の大きな特徴だと思います。

様々な経験を経て、ここ数年は現場所長を任せていただくようになりました。

初めて任された現場は工場の新築工事。

解体から完成まで約8カ月間を要する工事でとても大変でしたが、最後までやり遂げることができて大きな自信になりました。

大切なのは、
人と人をつなぐコミュニケーション

大切なのは、
人と人をつなぐ
コミュニケーション

人が協力し合って一つのものをつくる建築業界は、人と人との距離が近いと思います。

特に現場管理の仕事は協力会社の方との連携するためにもコミュニケーション力が重要だと感じています。

私自身は学生時代、体育会系の“ノリ”のようなものからは縁遠く、コミュニケーションがあまり得意というわけではありませんでした。

でもある時、先輩達を見ていて、現場での良好な関係づくりが仕事の質を上げることに気づいたのです。

そこで私は意識して現場の皆さんと話をする機会を作ってみました。

私自身は喫煙者ではありませんがあえて休憩時間は喫煙所に顔を出す等、リラックスしてたわいのない話をしたりするうちに関係も自然に変わっていったように感じます。

現場でしか学べないもの。
それが財産になる。

現場のトップを務めるようになり、自分が表に立って設計管理やお客様との打ち合わせ、人員配置などを行うことが増えました。

若手社員に任せるところは任せ、経験豊富な上司にバックアップしていただきながら、より質の高い確実な仕事を心がけています。

現在担当しているのは病院の放射線病棟の新築工事です。

放射線を遮蔽するために大きな鉄板を鉄筋コンクリートの基礎や壁のなかに入れるという特殊な施工を手掛けています。

使用する鉄板は1枚あたり2~4トン。

そもそも建築は一つひとつがオーダーメイドの仕事ばかりです。

しかし、特に今回は普段あまり使うことのない特殊な工法なので、安全を管理する身としては緊張の連続です。

けれど、この建物は今後何十年もの間、人の健康と命を支え、いつか私や私の家族がお世話になるかもしれない施設でもあります。

日々出来上がっていくようすを目の当たりにしていると、一つの建物を完成させることに大きなやりがいを感じます。